不妊の原因
以下のような要因が不妊の原因になると示唆されています。
女性側
■糖尿病
■副腎・肝臓・腎臓・脳下垂体の異常
■卵巣・黄体の機能障害
■更年期障害
■ターナー症候群
■クラミジア感染症による炎症
■生殖器官の狭窄
■ホルモン障害
■無月経
男性側
■糖尿病
■甲状腺の異常
■Y染色体上の異常
■生殖器官の発育不全
■前立腺の異常
■喫煙による影響
原因不明の不妊については、タイミングの不一致である可能性が高いとされます。
不妊の診断については、一般の健康調査に加え、血液分析によるホルモン量の調査、精液の調査などが行われ、男性不妊のうち、精子の運動性不足・貧精子症・無精子症などは精液の検査によって診断が可能です。
またY遺伝子上の問題も不妊に関与していることから、PCR法による診断が試みられいて、 女性不妊については、甲状腺刺激ホルモン量・女性ホルモン量の分析・女性生殖器の診断などが行われます。
※PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応) PCR:Polymerase Chain Reaction
DNAを増幅するための技術で、PCR法という名称がより一般的で、次の3つの特徴があります。
1.ヒトのゲノム(30億塩基対)のような非常に複雑な、しかも極めて微量なDNAの溶液のなかから、自分の望んだ特定のDNA断片(数百から数千塩基対)だけを選択的に増幅させることができる。
2.増幅に要する時間が2時間程度と短い。
3.プロセスが単純で、全自動の卓上用装置で増幅できることである。
PCR法そのものや派生した様々な技術は、分子生物学の研究から、医療、犯罪捜査、生物の分類というようなDNAを扱う作業全般で極めて重要な役割を担っている。